
こんな疑問にお答えします。
本記事の信頼性
2018年にフリーランスに転身。
現在は、Web・アプリの開発やITコンサルタントとして月250万円以上を稼ぎながら暮らしています。
この記事では、フリーランスの経験をもとに、必要なスキルを紹介します。
先に答えを言いますが、すべてのスキルを身につける必要はないです。
あるに越したことはないですが、スキルによっては無くても対処できる方法があります。
その方法も一緒に説明します。
僕が、フリーランスエンジニアに必要だと思うスキルは、こちらです。
- ITスキル
- 営業力、交渉力
- 自己管理能力
- 金銭管理能力
それぞれ解説していきます。
ITスキル
必要レベル:☆☆☆
フリーランスエンジニアは、ITスキルで商売しているので、このスキルは絶対に必要です。
最も重要なのは、基礎知識です。
基礎をきちんと理解していれば、応用がききます。
Web系エンジニアであれば、Web知識、プログラミング言語、OS、DB、クラウドサービスは確実におさえておきましょう。
また、流行りの技術がどういうものか、メリット、デメリットを理解しておくのも大事です。
おすすめの本を参考までに。
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効率的に勉強したい方は、プログラミングスクールがおすすめです。
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お客さんに、自分のITスキルを伝えるとき、理解してもらいやすいのが以下の項目です。
- 実務経験
- 資格
- ポートフォリオ
資格は、マイナーな資格ではなく、よく知られている資格を取るようにしましょう。
参考までに、評価されやすい資格を書いておきます。
- IPA情報処理技術者資格
- AWS認定資格
- Google Cloud認定資格
- LPIC認定資格
- シスコ認定資格
- Oracle認定資格(Oracle, Java)
以前、Javaの資格の勉強方法を記事にしました。
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【受験対策】Oracle認定 Java 11 Silver 受かるための勉強方法
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営業力、交渉力
必要レベル:☆
仕事を獲得する営業力、交渉力のスキルです。
エージェント経由にすれば、お客さんへの営業力、交渉力は必要ありません。
ただし、エージェントの場合、仲介手数料が取られます。
お金のことを気にするなら、スキルを身につけて自分で動いた方が得です。
現実問題、ツテがなければ、エージェントにお願いすることが多いのかなと思います。
エージェントは、自分で営業しても取れない高額案件を持っていたりするので、営業が苦手な方は、割り切ってエージェントにお願いするのもありでしょう。
希望する案件を紹介してくれたり、スキルシート作成のアドバイスをくれたり、営業以外のメリットもあります。
僕はエージェントにお願いした経験がないのですが、雑食系エンジニアで有名な勝又健太さんのTwitterを見て、実績のあるレバテックフリーランスさんが良さそうだなと最近、思っています。
数年前までのフリーランスエンジニアのエージェントはいい加減な会社が多かったのですが、そこを改善して求人票の細かいところを統一したり「全体的にちゃんとしてる感」を強く打ち出してきたのがレバテックさんで、結局やっぱり「細部を疎かにしない会社さんが伸びるんだな」と思ったわけです(^.^)
— 勝又健太|雑食系エンジニア|参加者数ランキング日本第10位のオンラインサロン主催 (@poly_soft) February 12, 2019
自己管理能力
必要レベル:☆☆
フリーランスは自由であるがゆえ、自分で仕事を管理しなければなりません。
いくつもの案件をかかえている場合は、自分のスケジュールとタスクをしっかり管理する必要があります。
逆に、準委任契約の週5案件だけの場合は、会社員と同じような働き方になるため、スケジュールはほとんど気にしなくてよいでしょう。
僕は、複数の長期案件をこなしながら、クラウドソージングで単発の仕事を受けたり、自分のサービスを提供しているお客さんとの打ち合わせがあったりするので、日頃から、スケジュールとタスクはすごい気にしています。
僕の場合は、Backlogを活用して、スケジュールに無理がないように、タスクを管理しています。
最近は、プロジェクト管理ツールがいろいろ出ているので、うまく使えば自己管理に苦労することは、そんなにないかもしれません。
金銭管理能力
必要レベル:☆
フリーランスは確定申告があるので、自身の収支を管理しなければなりません。
確定申告は、税理士さんに依頼すれば、代わりにやってくれます。
確定申告は、とても面倒で複雑です。
エンジニアは物を売っているわけではないので、比較的書類は少ないと思いますが、それでも手間がかかります。
ある程度稼いでいるのであれば、お金はかかりますが、税理士さんに依頼することをおすすめします。
仕訳までお願いすると高くなるので、仕訳はマネーフォワードなどの会計ソフトを使って自分でやった方がいいと思います。
僕は、簿記の資格を持っていたので、フリーランス1年目は自分で確定申告をしました。
ただ、分からないことが多くて、ググったりしていると、それなりに時間もかかり、本業の時間がだいぶ削られました。
これは本末転倒だと思い、翌年から税理士さんにお願いするようにしました。
確定申告以外にも、手続きで分からないことが聞けたり、節税の相談にのってもらえたり、税理士さんにお願いするメリットはあります。
まとめ
フリーランスエンジニアに必要なスキルはいくつかありますが、外部にお願いできるものもあります。
上手く使って、本業に集中できるようにしましょう。