
こんな声にお答えします。
本記事の信頼性
2018年にフリーランスに転身。
LINE BOOT AWARDS 2018で賞を受賞。
現在は、Web・アプリの開発やITコンサルタントとして月250万円以上を稼ぎながら暮らしています。
個人で始めるサービスと言われて、Webサービスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
Webサービスもいいのですが、既にたくさんのサービスがリリースされており、新規参入で収入を得るのは難しい状況になっています。
自分のサービスで起業・副業を考えている方に、僕はLINE botサービスをおすすめします。
もくじ
おすすめ理由
LINE botは、LINEアプリにメッセージを送信したり、LINEアプリから送られてきたメッセージに返信したりするサービスです。
送信メッセージは、プログラミングで自由に作ることができます。
僕は、2018年にLINE BOOT AWARDS 2018というコンテストに参加し、LINE botで賞を頂くことができました。
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【実話】個人開発サービスの収益化ストーリー【構成と費用も大公開】
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実際に、LINE botサービスをリリースして実感した、次の3つがおすすめ理由です。
1. 簡単に開発ができる
LINE社が用意しているSDKを使えば、いろいろなプログラミング言語で簡単に開発することができます。
2. 競合が少ない
LINE botサービスは増えてきていますが、開発しているところはまだまだ少なく、起業・副業できるチャンスがたくさんあります。
3. 利用ユーザーが多い
LINEアプリの日本における月間アクティブユーザー数は、8400万人(2020年6月時点)。
これだけのユーザーに、サービスを提供できる環境を利用しない手はないでしょう。
僕は幸運にも、コンテストで賞を頂くことができ、サービスの収益化をすることができました。
これからサービスを作る方のお役に立てれば幸いです。
LINE bot 簡単解説
LINE botは、LINE社が提供するチャットボットプラットフォーム「Messaging API」のことで、LINEアプリとのメッセージのやり取りを自動的に行うサービスです。
LINEアプリへ送信するメッセージは、リプライメッセージとプッシュメッセージに分けることができます。
リプライメッセージ
LINEアプリから、自分のサーバーへ送られてきたメッセージに、返信するメッセージ
※ 無料
プッシュメッセージ
自分のサーバーから、LINEアプリへ、一方的に送信するメッセージ
※ 配信数により課金される
LINE botを使用するには、LINE公式アカウントに登録する必要があります。
LINE公式アカウントの料金表です。
無料メッセージ通数は、月に無料で送信できるプッシュメッセージの数です。この数を超えると、1メッセージに付き、追加メッセージ料金が課金されます。
プランは、途中で変えられるので、まずはフリープランから始めましょう。
収益を重視するのであれば、プッシュメッセージなしのサービスを考えるのがおすすめです。
LINE公式アカウントの登録方法は、こちらの記事を参照ください。 続きを見る
【超簡単】JavaでLINE Messaging APIを動かす【プログラム公開中】
プログラミングでメッセージを送信する
LINE公式アカウントの管理画面を利用すれば、プログラミングをしなくても、送信メッセージを返すことは可能です。
単調なメッセージを返すだけであれば、それでもいいのですが、例えば、DBに接続したり、外部Webサービスと連携する場合は、そうもいきません。
最初からプログラミングありきで、検討することをおすすめします。
メッセージの種類
LINE botで扱えるメッセージは、テキスト、画像、音声、動画、スタンプ、位置情報などがあります。
メッセージにボタンを付けたり、カルーセル表示にしたりすることもできます。
ユーザーが使いやすいように、プログラミングで、メッセージの種類を使い分けましょう。
プログラミング言語
SDKが用意されているプログラミング言語は7つです。
いずれかの言語で、メッセージ送信機能、メッセージ返信機能を実装します。
- Java
- PHP
- Go
- Perl
- Ruby
- Python
- JavaScript(Node.js)
プログラミング未経験の場合
知り合いのプログラマーにお願いするか、クラウドソーシングサービスで依頼するか、プログラマーを探しましょう。
SDKが用意されているので、2年以上プログラム経験があれば、LINE公式ドキュメントを見ながら実装できると思います。
該当するプログラミング言語の経験者を探のが手っ取り早いです。
僕でよければ、プログラミングの相談にのります。
こちらから、お問い合わせください。
自作LINE botを広めよう
LINE公式アカウントに登録したら、QRコードが発行されます。
このQRコードで友だち登録すれば、LINE botサービスが使えるようになります。
まずは、利用者を増やすことが大事です。
SNSでQRコードを拡散し、ユーザーを増やすことをおすすめします。
ある程度、利用されるようになったら、サービスをどこかに売り込みましょう。
まだ、LINEを導入していない企業がおすすめです。
SNSで拡散すると、アイデアを盗まれる恐れもあります。
自信がある場合は、そのまま企業へ売り込んでもいいかもしれません。
最後にLINE botの活用事例を載せておきます。
よかったら、アイデアの参考にしてください。
LINE bot 活用事例
郵便局
荷物の追跡や、再配達・集荷の申込みがLINEできるサービスです。
ドミノピザ
LINEのピザ注文サービスです。届け先を位置情報で登録することができます。
岐阜県大垣市
LINEで、どこからでも順番待ちができるサービスです。
のぞみハートクリニック
LINEから、小中学校へ欠席などの連絡ができるサービスです。
LINE BOT開発参考ドキュメント
- LINE BOTを作ろう! Messaging APIを使ったチャットボットの基礎と利用例
初心者の方は読んでみてもいいと思います。
- 世界一わかりやすい LINE公式アカウントマスター養成講座2
LINE公式アカウントについて詳しく書かれています。
- LINE公式アカウントの開設方法(動画) LINE公式動画です。
- LINE公式ドキュメント Messaging APIの概要 Messaging APIのLINE公式ドキュメントです。最新情報はここにあります。